World
Renewable Energy Congress VII & Exhibition
7月1日から5日までドイツ中西部の都市ケルンで開催された、世界再生可能エネルギーネットワーク主催による国際会議と見本市に出席してきた報告を簡単にまとめます。
参加者は世界から約800人。この会議は2年ごとに開催され特色としては次の通りです。
- 再生可能エネルギー全般を対象にしておりテーマ別会議(太陽光、風力、バイオマス、太陽熱、低エネルギー建築、政策、エネルギー福祉、その他)に分かれる
- したがい多分野の専門家が集まる
- 発展途上国からの参加者が多い
- 比較的アットホームな雰囲気が漂う(ただし会議の運営は一流)
当社は風力発電の事業なので風力部会を中心に出席しました。風力発電部会はこぢんまりしており10〜20名程度の参加者で、発表内容は学術的な研究から、風力発電そのものの文化的説明まで多岐に亘っていました。何といっても有意義なのは発表後の質疑応答であり、人数が少ないことで専門家を中心としたゼミ形式に近くなってきます。前回2000年の英ブライトン会議ではこれが顕著で、より全員参加型に近かったと思います。全体会議や、合間に覗く他部会も見識を広めるうえで有用でした。他分野の人々と交流できるのも楽しいものです。当社にとってはなかなか価値の高い会議です。
次回以降の予定は次の通りです。
2004年 米コロラド州デンバー(8月30日〜9月3日)
2006年 日本(会場、日程は未定)会議の内容やテーマなど細かいことは主催者のウェブサイトをご参照ください(すべて英語)。
http://www.fz-juelich.de/oea/conference/wrec/
2002年07月25日 インター・ドメイン株式会社