冬の北陸を始め、日本の雷は強力で、大型風力発電機が落雷で被害を受けることがあります。
大型風力発電機を設置する前段階の風況観測段階においても、観測装置が雷や静電気の放電などが原因で、大事な風況データを欠測するということが起こります。雷は直撃は言うに及ばず、遠方の雷でも誘導雷を発生し、観測機器の周辺で小さな放電現象を起こします。十分なアースをとるということが必要ですがそれだけでは防ぐことができない場合もあります。
そのような静電気被害への対策として「アレスタ端子台」を発売しました。データロガー2000Jに標準で付属する従来の取り外し型に、サージアレスタ機能を付加いたしました。
SA-Panel 2000 2000Jアレスタ端子台(サージ対策) \14,700(税込価格)
アレスタ機能は万能ではありません。雷の直撃や高周波成分など、ブロックしきれない外部電気もありますのでご注意ください。
2006年1月27日