センサーの支持ブームは従来、永らく張り出し1mでしたが、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は平成17年度のフィールドテスト事業(風況精査)で、センサーを設置するときの支持構造物とのクリアランスは、IEC規格に準拠する次の目安を定めました。
- タワーとセンサーの間隔は水平方向にタワーの直径の8.2倍以上
- ブームとセンサーの間隔は垂直方向にブームの直径の15倍以上
弊社ではこの仕様を受け、平成17年度のフィールドテスト開始時に合わせ、40mおよび50mの観測タワーでこのクリアランスをカバーする、張り出し1.5mのブームの出荷を開始しました。
それからは従来の1mブームと1.5mブームを販売していますが、本年2006年より、従来の1mブームの販売を取りやめ、新1.5mのブームを弊社の標準とし、専ら販売することにいたしました。