建物の屋上など都市部では風速・風向の変化が大きくプロペラ型風力発電機では振動が発生し、 故障や建物への振動伝播の問題がありました。
垂直軸型風力発電機は風向指向性がないので都市や複雑地形への設置など風の乱れが大きい場所に最適といえます。
イタリア北部のチロル地方で発展したこの風力発電機は、険しいアルプスの地形から発生する複雑な気流と 冬の風雪にじっと耐え、よく働き、登山者の避難と支援のための山小屋の電力供給に貢献しています。