今後しばらくしてから、すべてのNRG風速センサー#40は風洞で検定され、個別に検定証書(Calibration Report)が発行されます。
従来は印刷されたキャリブレーションレポートが各キャリブレーション付風速センサーに付属していましたが、すべての風速センサーについて次のように変更されます。
- キャリブレーションレポートに替わり変換式パラメータのみが記載されたステッカーが各風速センサーに付属
- キャリブレーションレポートは専用ウェブサイトからいつでも誰でも何度でもダウンロードが可能
入手方法
個別のシリアル番号を確認のうえ次のウェブサイトからダウンロードしてください。
ダウンロードされたファイルはZIP形式で圧縮されています。
http://enecafe.com/interdomain/idfukyo/calibration.htm
次はキャリブレーションレポートの実物サンプルです。
変換式 = Calibration Transfer Finction
風速センサーからの出力信号ωを、目的の風速値υに変換する場合、一般的に次の線形の変換式を用います。NRG風速センサー#40も同様です。
υ=aω+b
パラメータaがScale、bがOffsetです。
NRG風速センサー#40では出力信号の周波数ω(単位:ヘルツ=周波数/秒)に対して風速単位がm/sの場合、標準の変換式は次の通りです。
υ=0.765ω+0.35
今後はすべての風速センサーに、それぞれ固有のパラメータ(Scale と Offset)が与えられます。