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低草木丘陵/40mタワー

高い樹木はないが腰までの高さの草原丘陵地帯。 広さは十分にあるがゆるやかな凸地で、チルトアップが進むに従いガイワイヤが張り、張力調整が必要となります。

1日目にチルトアップ前までのすべての作業を終え、2日目に引き起こし作業を行ないます。 2日目は弱い降雨のため、撮影ができず残念。

資材搬入

2トントラックに積み込んで風況観測現場まで搬送。

測量

タワーを設置する中心を決め、その後の作業の難易に大きく影響するアンカーの位置を慎重に測量します。

説明と段取り

何をするにしても同じですが、特に支線式タワーの据え付け作業には、作業の説明と段取り、作業分担、指揮系統の統一が 非常に重要です。

資材開梱

資材の梱包をあけ、使う場所付近に効率よく配置します。

同時並行でアンカーの設置に入ります。

アンカーねじ込み

測量したアンカーのポイントにアンカーを鉄棒でねじ込んで設置します。目が回る作業です。

中心にベースプレート

ベースプレートが組み立てられ、本体の上にジンポールが寝ているところ。

斜面ではチルトアップの最初にベースプレートが横滑りするかもしれないので、単管パイプで滑り止め処置。

地上で配置・組み立て

アンカー設置に同時並行し、立った姿の通りになるように正確に、タワー部材を配置し組み立てます。

本体とジンポール

地上での組み立ての最終段階。ガイワイヤも張られています。

ウィンチ配置

アンカーにウィンチを取り付け、ウィンチワイヤーがジンポールの滑車ブロックから戻ってもうひとつのウィンチアンカーに来ています。

ウィンチの電源にはユンボのバッテリーを使用。

ウィンチ巻き上げ開始

ジンポールが上がったところ。左側にウィンチ、右側にタワー本体。

艤装

作業がしやすいようにタワー本体を地上から少し浮かせ、センサーを配備、取り付けます。

チルトアップ開始

いよいよこれからメインイベントのタワー引き起こし作業が始まります。

*** 終わり ***
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