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山中/50mXHDタワー

スズメバチの巣がアンカーの近くにあり、恐ろしい思いをしましたが、大事には至りませんでした。

地震もありました。山が鳴るというのはこんなものかと思いました。これも大事には至りませんでした。

組み立て開始

測量のあと、アンカー作業と並行してタワー本体の連結作業が進行します。

センサー準備

タワー組立作業の合間、センサーとケーブルの結線も終わり。

タワー連結

鉛筆のごとく1本。見事に一直線。

タワー先端からの図

ガイワイヤの配備が終わり、これからチルトアップが始まります。

ジンポールのチルトアップ

ヘルパージンポールを使うとジンポールのチルトアップも容易です。

リフターワイヤがヘルパージンポールから離れれば、ヘルパージンポールはその役目を果たし、取り外される運命にあります。

ブライドルケーブルとウィンチ

ウィンチの前にあるのはブライドルケーブル。

ここでウィンチケーブルはターンして、ジンポールの先端に行きます。ウィンチケーブルは1往復半します。

チルトアップ開始

ここで気をつけたいのは、ジンポールが鉛直であること。 タワー本体はウィンチから見て、ジンポールに隠れて見えないぐらい真下にあること。

センサー取り付け

センサーを上から順次取り付け。まず、先に手が届かなくなる先端から。

センサー取り付け全景

センサーが順番にきれいに取り付けられて行きます。

チルトアップ全景

山の中の作業は地形が平坦ではないので、ガイワイヤの張力を調整しながら慎重に進めます。

ガイワイヤ自由を損なうものは、いちいち取り払います。

60度

夕暮れとなり、この日の作業はここで終わり。このまま一晩過ごします。

現場を離れるときは、ワイヤクリップが緩まないように増し締めをお忘れなく。

翌日再開

天気よし。チルトアップの続きに入ります。

鉛直

無事に立ち、データロガーの取り付けと結線、リモートパックの取り付け、データの確認と送信テストが始まります。

遠景

山の中のことなので全貌は見えませんが、樹々の合間に見えるのもおつなものです。

作業完了

きれいにまっすぐ、空を突くように立つXHDタワー。あとは好風況の共にあらんことを。

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